サンヨー パルサー RP-8700
商品の説明
大きく見栄えのする6バンドラジオです。76年のBCLラジオ全盛期に合わせてサンヨーが漸く出したBCL対応のモデルでした。
サンヨーは色々なカテゴリーの電気製品を満遍なく出していて、その分野のトップランナーでは無かったのですが、ユニークな発想や工夫、そしてトップよりは少し求め易い価格での商品を提供していたと思います。60年台には当時の最先端であったニッケルカドミウム充電池を他メーカーに先駆けて実用化し、それを使ったカドニカライトは当時の多くの一般家庭に有りました。
但しニッカド電池(サンヨーはカドニカ電池と言っていて多分登録商標になっていた筈です)は可也高く、折角60年近く前に現在のSDGSを先取りしていたニッカド充電池も時代の流れに取り残された感じはあります。
この充電池ですが、つい最近までダイソー辺りで結構高性能なニッケル水素電池が安価に売られていました。500回位は充電でき、SDGSには打って付けの電池と思い、拙宅では全ての単三をこのニッケル水素に換えました。
充電は定期的に必要ですが、マンガンやアルカリ電池の様に電圧が漸次下がってゆくことが無く、安定して大放電でき、充電時期が割と分かりやすいのでとても重宝しています。地球環境にも絶対に良いのでしょうが、最近余り目にしません。一つは安いと言ってもアルカリ電池の5倍の値段は高い事と、もう一つは充電の手間でしょう。本当は少し安く、手軽であるという程度のメリットは放棄するべき時代になっている様に思うのですが。
このモデルに話を戻せば、非常にあっさり作られており、マニアも喜びそうなソニー、ナショナル辺りのマニアックなギミックは殆ど有りません。一応短波は4バンドに分かれておりフィルム式のダイヤルスケールは大き目で、チューニングは2段式になっている等、短波重視ではありますが、当時流行っていたBFOやキャリブレーション機構もないのは、矢張り戦闘力不足。
比較的大きな躯体に12cmのスピーカー、センターにはアルミキャップが付いている等、音質重視で出力は2Wでした。
写真の通り割に綺麗で、ボリューム、トーンのトップの飾り以外は全てオリジナルです。全体のデザインは大人しいものの嫌味は無く、悪くありません。
機能はMWの感度が低い様に思う他は全て正常、音も良く、選局もし易く、BCL入門用にお薦めします。
単二x6本をオマケします。
カテゴリー | 家電・スマホ・カメラ > オーディオ機器 > ラジオ |
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ブランド | サンヨー |
商品の状態 | 傷や汚れあり |
田 舎 の 少 年 (jyagonowarashi) : サンヨー パルサー RP-8700
田 舎 の 少 年 (jyagonowarashi) : 良い年をお迎え下さい。
Original Service Manual for the Sanyo RP8700 Radio RP-8700 | eBay
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